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NISAの手数料はどこでかかる?投資信託4本の確認メモ

2026.08.12

レースのカーテンごしに朝の光が入るリビング。木のダイニングテーブルと椅子だけが置かれている

2026年8月、楽天証券で持っていた投資信託4本の手数料を、ひとつずつ確かめました。

オルカン、S&P500、TOPIX、楽天・VTI。4本も持っていると、どれにいくらかかっているのか、正直わかっていませんでした。

買うときの手数料が無料でも、持っているあいだの費用はかかるんですね。今回は、その「持っているあいだ」にかかる信託報酬を中心に、当時の4本を並べています。

ここに載せる料率は、2026年8月に調べたときの記録です。今の料率を確認する入口も、本文の後ろに載せました。

買うときは無料でも、持っているあいだは費用がかかる

楽天証券の投資信託は、通常のインターネット取引なら買付手数料が無料です。ただし、IFA(金融商品仲介業者)と契約している場合は、別の手数料体系になります。楽天証券の費用案内で確認できます。

売るときは、ファンドによって「信託財産留保額」が引かれる場合もあります。わたしが8月に調べた4本は、いずれも「なし」でした。

投資信託の費用を買うとき・持っているあいだ・売るときに分けた図。4本の確認内容は2026年8月時点

図は8月の確認内容です。買付手数料の無料には、上に書いたIFA契約の例外があります。

買うときも、売るときもかからない。この4本では、そこだけ見て終わると、持ち続けているあいだの費用が抜けてしまいます。

信託報酬は、口座から別に引き落とされるわけではない

信託報酬は、投資信託を運用・管理するための費用です。持っているあいだ、日々計算され、投資信託の財産から差し引かれます。

銀行口座から毎月引き落とされる支払いとは違って、請求を受けて振り込むものではありません。基準価額、つまり投資信託の値段には、この費用が差し引かれた結果が反映されます。

なので、費用を確かめるときは、商品説明の「信託報酬」や「運用管理費用」の欄を見ることになります。

8月に確かめた4本の信託報酬

表の数字は、2026年8月の楽天証券のファンド詳細ページなどをもとにしています。税込・年率で並べると、こうなっていました。

投資信託 2026年8月の記録(税込・年率)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775%以内
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.0814%以内
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.143%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) 0.162%程度

楽天・VTIの数字は、投資先のETFにかかる費用も含めた「実質信託報酬」です。自分のファンドの信託報酬に、さらに0.162%を足す、という意味ではありません。

この表では、オルカンがいちばん低く、楽天・VTIがいちばん高い並びでした。どちらもアメリカの株式に投資する楽天・VTIとS&P500でも、料率は約2倍違います。

2026年8月の記録では、楽天・VTIの実質信託報酬は年0.162%程度、eMAXIS Slim米国株式S&P500は年0.0814%以内。約2倍の差を示した図

表と図は、今の料率を示すものではありません。また、楽天・VTIとS&P500は投資対象の範囲が違います。同じ商品を値段だけで比べているわけではないので、料率の低さだけで買い替えを決める話にはなりません。

自分の投資信託では、どこを見ればいい?

商品ページから「交付目論見書」という説明書を開くと、「ファンドの費用・税金」の欄があります。買うとき・持っているあいだ・売るときに、どんな費用があるかを確かめる場所です。

楽天・VTIなら、運用会社の商品ページに交付目論見書へのリンクがあります。eMAXIS Slimの各商品は、三菱UFJアセットマネジメントのファンド検索から探せます。

信託報酬のほかにも、監査や売買などにかかる費用があります。過去の運用にかかった費用を知りたいときは、運用報告書も確認することに。

「総経費率」という数字は、信託報酬に資産の管理などの費用を加えた割合です。三菱UFJアセットマネジメントの案内では、交付運用報告書と、対象ファンドの交付目論見書で見られると説明されています。ただし、総経費率にも含まれない費用があります。数字の下にある注記まで見てくださいね。

4本の数字を並べたのは、持っているものにどんな費用がかかるかを確かめるため。手数料を比べても、将来いくら増えるかまではわかりません。

この記事は8月の確認記録なので、買う・持ち続ける・売る判断をするときは、その商品の最新の説明書で費用とリスクを確かめてください。

株式の売買手数料は、NISAで株を売り買いするときの手数料の記事へ。楽天証券を選んだ経緯は銀行と証券会社を比べた話、積立設定については楽天証券のNISAを始めたときの記事に書いています。

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