
1月の採寸の日、体育館で申込書に丸をつけていきました。
ブレザー、冬スラックス、夏スラックス。体操服、上靴、体育館シューズ。ポロシャツ、ベルト、指定のリュック。
書き終わって、いちばん下の欄を見たら95,260円でした。
実際の申込書です
名前と学校名は黒く塗っていますが、金額はそのままです。

内訳を書き出します
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 市内共通型制服 | 46,000円 |
| 学校指定用品 | 37,560円 |
| 推奨品 | 13,000円 |
| 推奨品の10%引き | −1,300円 |
| お支払額 | 95,260円 |
3つに分かれているのがポイントです。制服だけで終わらないんですね。
市内共通型制服(46,000円)
| 品目 | 金額 |
|---|---|
| ブレザー | 22,500円 |
| 冬スラックス | 12,500円 |
| 夏スラックス | 11,000円 |
うちの市は「市内共通型」といって、どの中学でも同じデザインの制服です。学校ごとに違うところより、たぶん安いほうだと思います。
学校指定用品(37,560円)
ここが、思っていたより重かったところです。
| 品目 | 金額 |
|---|---|
| 半袖トレシャツ 2枚 | 5,800円 |
| 長袖トレシャツ 2枚 | 7,300円 |
| ハーフパンツ 2枚 | 6,560円 |
| 上靴(サンダル) | 2,090円 |
| 体育館シューズ | 3,630円 |
| 体育館シューズ袋 | 330円 |
| 指定通学リュック | 11,850円 |
指定通学リュックが11,850円。これ、いちばんびっくりしました。
体操服は、半袖・長袖・ハーフパンツを2枚ずつ。1枚だと洗濯が回りません。だから2枚買います。合わせて19,660円。
シューズ袋の330円まで指定です。
推奨品(13,000円)
ポロシャツ長袖2枚で7,200円、半袖1枚3,400円、革のベルト2,400円。
「推奨品」なので必須ではないのですが、みんな買います。ポロシャツがないと夏どうするの、という話になるので。
ここだけ10%引きになって、1,300円戻ってきました。
全国と比べると、どうなのか
気になったので調べました。ただ、比べ方に注意が要ります。
文部科学省の調査には「通学関係費」という項目があって、公立中学校で年44,081円(令和5年度)です。でもこれ、制服だけの金額ではありません。通学費や通学用品も入っていますし、すでに持っている制服を着回している家庭も含めた平均です。
新入学でまとめて買う額とは、そもそも比べられないんですね。
もう少し近いのが、公正取引委員会の調査です。全国の公立中学校933校に、実際の指定販売店の価格を聞いたものがあります。
| 品目 | 2015年度 | 2022年度 |
|---|---|---|
| 男子詰め襟 | 31,568円 | 33,052円 |
| 男子ブレザー | 34,904円 | 36,228円 |
| 女子ブレザー | 33,892円 | 35,358円 |
| 女子セーラー服 | 33,555円 | 35,281円 |
出典:公正取引委員会「学校制服の取引実態に関する事後検証報告書」(令和5年10月)、2026年8月確認
制服一式で3万5千円前後が全国の平均です。うちのブレザー22,500円は、市内共通型のぶん安いほうでした。
そして、どの品目も8年で3〜5%値上がりしています。報告書にも「いずれの品目についても価格が上昇傾向にある」と書かれていました。
安くする方法は、あります
3つあります。
① 学校のリユースを確認する
公正取引委員会の2017年の調査では、47.8%の学校が制服のリユース(おさがりの譲渡やあっせん)を実施していました。約半分です。
卒業生から集めた制服を、必要な家庭に譲る仕組みです。入学説明会で案内があることが多いので、聞いてみてください。
うちは今回、間に合いませんでした。採寸の日に全部そろえてしまったので。次があれば、先に確認します。
② 就学援助の「新入学学用品費」
就学援助が通っていれば、入学のときにまとまった額が出ます。
国の予算単価は、令和8年度から中学校で81,000円に引き上げられました(それまでは63,000円)。
大事なのは、この費目だけ申請の時期が違うことです。入学前支給といって、入学する前の年の秋〜冬に受付があります。4月になってから申請すると間に合いません。
その話はこちらに書いています。
③ サービスになっているものを見落とさない
申込書をよく読むと、こんな注記がありました。
- 体操服のネーム代 … 新規購入時サービス
- スラックスの丈直し代 … 新規購入時サービス
- 冬制服上下+夏ボトム購入で、半袖ポロシャツ1枚か通学靴のどちらかをプレゼント
丈直しは、あとから頼むとお金がかかります。買うときに一緒に頼めば無料。これ、当日その場で判断することになるので、事前に読んでおくといいです。
採寸の日に持っていくといいもの
最後に、実際に行ってみて思ったことを。
電卓です。
申込書に丸をつけていくと、その場で金額を足していくことになります。頭のなかで計算していると、だんだんわからなくなります。
あと、上の子のときの申込書があれば持っていくと早いです。サイズの目安がわかりますし、何が必要だったか思い出せます。
うちは4人いるので、そのうち下の子の番も来ます。今回の申込書は取ってあります。
公立の小中学校で1年間にかかるお金は、こちらにまとめています。
→ 公立小・中学校でかかるお金は年11万〜19万円、内訳と備え方
子育てでもらえるお金は、年齢順にこちらです。
なお、ここに書いた金額は令和8年度・うちの市の中学校のものです。制服の値段も、指定用品の中身も、学校によってまったく違います。実際の金額は、入学予定の学校の案内で確認してください。