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中学の制服代、実際に95,260円かかりました

2026.08.29

木の椅子の背もたれにかけられた紺色の学生ブレザー。窓からやわらかな光が入っている

1月の採寸の日、体育館で申込書に丸をつけていきました。

ブレザー、冬スラックス、夏スラックス。体操服、上靴、体育館シューズ。ポロシャツ、ベルト、指定のリュック。

書き終わって、いちばん下の欄を見たら95,260円でした。

実際の申込書です

名前と学校名は黒く塗っていますが、金額はそのままです。

中学の制服申込書。市内共通型制服46,000円、学校指定用品37,560円、推奨品13,000円、10%引きを差し引いてお支払額95,260円

内訳を書き出します

区分 金額
市内共通型制服 46,000円
学校指定用品 37,560円
推奨品 13,000円
推奨品の10%引き −1,300円
お支払額 95,260円

3つに分かれているのがポイントです。制服だけで終わらないんですね。

市内共通型制服(46,000円)

品目 金額
ブレザー 22,500円
冬スラックス 12,500円
夏スラックス 11,000円

うちの市は「市内共通型」といって、どの中学でも同じデザインの制服です。学校ごとに違うところより、たぶん安いほうだと思います。

学校指定用品(37,560円)

ここが、思っていたより重かったところです。

品目 金額
半袖トレシャツ 2枚 5,800円
長袖トレシャツ 2枚 7,300円
ハーフパンツ 2枚 6,560円
上靴(サンダル) 2,090円
体育館シューズ 3,630円
体育館シューズ袋 330円
指定通学リュック 11,850円

指定通学リュックが11,850円。これ、いちばんびっくりしました。

体操服は、半袖・長袖・ハーフパンツを2枚ずつ。1枚だと洗濯が回りません。だから2枚買います。合わせて19,660円。

シューズ袋の330円まで指定です。

推奨品(13,000円)

ポロシャツ長袖2枚で7,200円、半袖1枚3,400円、革のベルト2,400円。

「推奨品」なので必須ではないのですが、みんな買います。ポロシャツがないと夏どうするの、という話になるので。

ここだけ10%引きになって、1,300円戻ってきました。

全国と比べると、どうなのか

気になったので調べました。ただ、比べ方に注意が要ります。

文部科学省の調査には「通学関係費」という項目があって、公立中学校で年44,081円(令和5年度)です。でもこれ、制服だけの金額ではありません。通学費や通学用品も入っていますし、すでに持っている制服を着回している家庭も含めた平均です。

新入学でまとめて買う額とは、そもそも比べられないんですね。

もう少し近いのが、公正取引委員会の調査です。全国の公立中学校933校に、実際の指定販売店の価格を聞いたものがあります。

公正取引委員会の調査による、中学校の制服の平均価格。2015年度から2022年度にかけて、どの品目も3〜5%値上がりしている

品目 2015年度 2022年度
男子詰め襟 31,568円 33,052円
男子ブレザー 34,904円 36,228円
女子ブレザー 33,892円 35,358円
女子セーラー服 33,555円 35,281円

出典:公正取引委員会「学校制服の取引実態に関する事後検証報告書」(令和5年10月)、2026年8月確認

制服一式で3万5千円前後が全国の平均です。うちのブレザー22,500円は、市内共通型のぶん安いほうでした。

そして、どの品目も8年で3〜5%値上がりしています。報告書にも「いずれの品目についても価格が上昇傾向にある」と書かれていました。

安くする方法は、あります

3つあります。

制服代を抑える3つの方法。学校のリユース、就学援助の新入学学用品費、サービス品を確認する

① 学校のリユースを確認する

公正取引委員会の2017年の調査では、47.8%の学校が制服のリユース(おさがりの譲渡やあっせん)を実施していました。約半分です。

卒業生から集めた制服を、必要な家庭に譲る仕組みです。入学説明会で案内があることが多いので、聞いてみてください。

うちは今回、間に合いませんでした。採寸の日に全部そろえてしまったので。次があれば、先に確認します。

② 就学援助の「新入学学用品費」

就学援助が通っていれば、入学のときにまとまった額が出ます。

国の予算単価は、令和8年度から中学校で81,000円に引き上げられました(それまでは63,000円)。

大事なのは、この費目だけ申請の時期が違うことです。入学前支給といって、入学する前の年の秋〜冬に受付があります。4月になってから申請すると間に合いません。

その話はこちらに書いています。

就学援助、一度落ちたうちが3人目で通った話

③ サービスになっているものを見落とさない

申込書をよく読むと、こんな注記がありました。

丈直しは、あとから頼むとお金がかかります。買うときに一緒に頼めば無料。これ、当日その場で判断することになるので、事前に読んでおくといいです。

採寸の日に持っていくといいもの

最後に、実際に行ってみて思ったことを。

電卓です。

申込書に丸をつけていくと、その場で金額を足していくことになります。頭のなかで計算していると、だんだんわからなくなります。

あと、上の子のときの申込書があれば持っていくと早いです。サイズの目安がわかりますし、何が必要だったか思い出せます。

うちは4人いるので、そのうち下の子の番も来ます。今回の申込書は取ってあります。

公立の小中学校で1年間にかかるお金は、こちらにまとめています。

公立小・中学校でかかるお金は年11万〜19万円、内訳と備え方

子育てでもらえるお金は、年齢順にこちらです。

子育て世帯がもらえるお金、年齢順まるわかりガイド

なお、ここに書いた金額は令和8年度・うちの市の中学校のものです。制服の値段も、指定用品の中身も、学校によってまったく違います。実際の金額は、入学予定の学校の案内で確認してください。

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