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ドラム式洗濯機は型落ちが狙い目、25万円で干す家事ゼロ

2026.08.01

朝の光が差し込む洗面所の棚に、たたまれた真っ白なタオルが積み重ねて置かれている様子

去年の9月、洗濯機を買い替えました。出たばかりの最新モデルではなく、わざと型落ちのモデルを選びました。

メーカーはパナソニックです。ここだけは譲れませんでした。値段は約25万円。安い買い物では、正直ありません。

それでも「洗濯機はひとつくらい型落ちでも、ぜんぜんいける」というのが、買う前からのわたしの考えでした。

型落ちを狙って、9月に買った

パナソニックのドラム式は毎年10月に新型が出るため、8月から9月が型落ちの狙い目になることを示した時系列の図

パナソニックのドラム式洗濯乾燥機は、毎年10月に新しいモデルが出ます。調べてみたら、2023年も2024年も2025年も、10月1日前後に新型が発売されていました(パナソニックのニュースリリース、2026年8月確認)。なんとなくの体感ではなく、けっこうきっちり毎年同じ時期でした。

だから8月から9月は、ちょうどその年のモデルが「型落ち」になる直前の時期にあたります。新型が出る前に旧モデルを売り切りたい家電量販店側の事情もあるらしく、この時期は型落ちが安く出回りやすいと言われています。価格差は機種やお店によってかなり幅があるので、いくら下がるとは言い切れません。ただ、数万円単位で変わることもあるようなので、買い替えの予定があるなら、この時期の値札は一度見てみる価値があると思います。

わたしが買ったのは、まさにこの9月でした。新型が出る直前に、ひとつ前のモデルを選んだかたちです。当時は「型落ちのタイミングを狙った」というより「そろそろ潮時だったから」買っただけなんですが、あとから調べてみたら、狙い目とされる時期にほぼぴったりはまっていました(笑)。

洗濯機は、毎年劇的に進化する家電ではないと思っています。1年落ちたところで、洗う力や乾かす力が大きく変わるわけではありません。型番が新しいことより、今の生活が変わることの方が、わたしには大事でした。

生乾き臭が消えたのは、乾燥のやり方が変わったから

湿った空気がヒートポンプで除湿されて乾いた温風になり、洗濯槽へ循環する様子を表した図

買って一番驚いたのが、梅雨や冬に部屋干しをしても、あの生乾き臭がしなくなったことです。前の洗濯機のときは、外に干せない日が続くと、乾いたはずのタオルから微妙なにおいがして、それをごまかすために洗剤や柔軟剤をあれこれ変えたりしていました。

パナソニックの乾燥は、ヒートポンプという仕組みを使っています。湿った空気をヒートポンプで除湿してから、乾いた温風にして洗濯槽へ送るという流れをくり返す方式です。温風といっても65℃前後とわりと低めの温度で、ヒーター式のように高温の熱風を直接当てるのとは違うんだそうです(パナソニック公式サイト、2026年8月確認)。

この低めの温度でじっくり乾かす仕組みが、生乾き臭のもとになる雑菌の増殖を抑えてくれているみたいです。実際に使ってみて、におい戻りのようなものを感じたことは、今のところ一度もありません。

「干す」「入れる」のケンカが、そもそもなくなった

使われなくなった木製の洗濯ばさみとハンガーが、窓辺の棚にそっと置かれている水彩画風のイラスト

これは正直、いちばん助かったことかもしれません。うちは洗濯物を「干す」担当と「取り込んで畳んで入れる」担当を、なんとなく交代でやっていました。ただ、この「なんとなく」が曲者で、忙しい日はどちらもやり忘れて、気づいたら洗濯機の中で一晩放置、みたいなことがしょっちゅうありました。

夫に「今日、干した?」と聞くたび、ちょっとした言い合いになることもありました。責めているつもりはなくても、聞き方によっては責めているように聞こえてしまうんだと思います。

ドラム式にしてからは、そもそも「干す」という作業自体がなくなりました。洗って、乾かして、取り込むところまでが1回の運転で終わります。担当を決める必要も、確認し合う必要もなくなって、あの小さな言い合いがぱたっと起きなくなりました。ロボット掃除機を導入したときは、仕組みを整えてから機械が効いてきましたが、今回は機械の方が仕組みごとなくしてくれた形です。

タオルがふわふわで、二度見した

もこもことした質感の、真っ白なタオルが何枚も積み重なっている水彩画風のイラスト

乾燥が終わったタオルを最初に触ったとき、二度見しました。ふわっと膨らんでいて、まるで新品を買ったばかりのような手触りだったからです。

タオルがふわふわになるのは、乾燥中に大風量の風を直接衣類に当てて、繊維のパイル(輪っか状の毛羽)を寝かせずに立たせているからだそうです。天日干しだと、干している間に重みで繊維がつぶれてしまうことがありますが、ドラムが回りながら風を当て続けることで、そのつぶれを防いでいるみたいです(パナソニック公式サイト、2026年8月確認)。

子どもたちにも「タオル変わった?」と聞かれるくらい、違いがわかりやすかったです。

天気に振り回されなくなった

雨の降る窓辺と、天気マークが描かれたカレンダーが置かれた室内の様子を表した水彩画風のイラスト

洗濯機を替えて一番変わったのは、天気予報を見る回数だと思います。以前は寝る前に明日の天気を必ずチェックして、洗濯物を干せるかどうかで1日の段取りを組んでいました。

少し外出しているあいだに、洗濯物が雨にやられていた、ということも何度もありました。買い物から帰ってきて、干したばかりの洗濯物がびしょ濡れになっているのを見たときの、あのがっかりする感じは、経験した人にしかわからないと思います。

子どもの「明日またこの服がいる」にも、まったく動じなくなりました。以前なら「今から洗って、いつ乾く?」と頭の中で計算していたのが、今は「じゃあ洗っておくね」で終わります。朝の掃除の順番を固定したときも似たようなことを感じましたが、段取りを1つ減らすだけで、気持ちの余裕はこんなに変わるものなんだと思います。

25万円を、高いと思うかどうか

朝のやわらかい光が差し込む洗面所に置かれたドラム式洗濯機を描いた水彩画風のイラスト

25万円という金額は、正直、安くはありません。何かのついでに買えるような値段ではなく、うちも購入前はけっこう悩みました。

それでも、干す作業そのものがまるごと消えたことと、夫婦の小さな言い合いが減ったことを考えると、わたしにとっては元がとれた買い物だったと思っています。ただ、これは無理して買うものでは絶対にないとも思います。今の洗濯機で特に困っていない人が、型落ちだからという理由だけで買い替える必要はありません。うちはたまたま買い替えのタイミングと、型落ちの時期が重なっただけです。

来年の9月にまた型落ちが出るころには、うちの洗濯機も2年落ちになります。それでも、しばらくはこのまま使い続けるつもりです。

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うちのは1年前のモデルですが、いまの同じシリーズはこちらです。

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