
財布は、風水で金運を語るときにまず名前が挙がるアイテムです。「長財布か二つ折りか」「何色がいいか」「いつ替えたらいいのか」、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
情報源によって言われ方が微妙に違う部分もありますが、共通して語られている基本のかたちはあります。今日はそれを順番に整理しておきます。
長財布か二つ折りか、大事なのは形より状態です
長財布はお札を折らずにそのまま収められることから、「お金を丁寧に扱う」という考え方に合うとされ、金運の面でも定番の選び方とされてきました。お札にとって窮屈でない財布ほど、お金が居心地よく感じて集まりやすい、という語られ方をすることが多いです。
一方で、二つ折りやミニ財布を勧める考え方もあります。身軽に持ち歩ける分、お金を動かす機会が増えて金運の巡りがよくなる、という説明のされ方です。持ち歩きやすさを重視するライフスタイルには、こちらのほうが合っているとも言えます。
どちらの形を選ぶにしても、共通して言われているのは「使い古してボロボロになった財布を、そのまま持ち続けない」ことのほうが大事だという点です。角がすり減っていたり、留め具が壊れかけていたりする財布は、形が長財布でも二つ折りでも、金運を語る以前に見た目からして扱いを見直す時期に来ている、と考えてよいでしょう。
レシートやポイントカードを詰め込みすぎないようにしましょう
財布の中がレシートやポイントカードでパンパンになっている状態は、風水では避けたほうがよいとされています。お金の出入りの通り道が塞がれてしまい、気の巡りが乱れると考えられているためです。
レシートはその日のうちに、あるいは遅くとも週に一度は財布から出す習慣をつけるとよいとされます。ポイントカードも、よく使うものだけを厳選して、使っていないカードは別のケースに移すなどして、財布の中は必要なものだけにしておくのが基本です。
小銭の入れっぱなしも同じ考え方で避けたほうがよいとされています。小銭入れが別についている財布であっても、レシートや小銭で膨らんだ財布は、金運以前にお金の管理そのものがしづらくなるという実利的な面でもおすすめできません。
色の意味を知っておきましょう
財布の色にはそれぞれ意味があるとされ、選び方の流派がいくつかあります。諸説あるので、断定というより「こう言われることが多い」という温度で紹介します。
| 色 | 言われている意味 |
|---|---|
| 黄色 | 金運の代表色とされる定番の色。ただし「呼び込む力が強い分、出ていく力も強く浪費を招きやすい」という説もあり、差し色として使うのがよいという考え方もあります |
| ゴールド | 豊かさ・格式の象徴とされ、金運アイテムの王道色。存在感が強いので、内側の差し色や小物で取り入れる人も多いようです |
| 茶色・ブラウン系 | 土の気を持つ色とされ、貯蓄運・堅実にお金を守る力と結びつけて語られることが多い色です |
| 黒 | 高級感・安定・格式を表すとされ、あらゆる場面に合わせやすい万人向けの色として紹介されることが多いです |
| ピンク | 金運より人間関係運・恋愛運と結びつけて語られることが多く、金運目的では優先度をやや下げて紹介されることもあります |
西向きのキッチンで黄色や金色を取り入れる考え方と同じで、金運にまつわる色選びは「西の金の気」の考え方とも重なります。台所での色の取り入れ方は、こちらの記事でも詳しく書いています。
財布を休ませる習慣と、春財布のタイミングを知っておきましょう
新しい財布は、購入してすぐに使い始めるのではなく、しばらく引き出しの中などの暗く静かな場所で休ませてから使い始めるとよい、という考え方があります。財布の中の気を落ち着かせてから使うことで、金運がなじみやすくなるとされる考え方です。休ませる期間は「1週間ほど」から「1か月ほど」まで、情報源によって幅があります。
財布を新調する時期としてよく紹介されるのが「春財布」です。春に使い始める財布は、「張る(財布)」と「春」の語呂合わせから縁起がよいとされ、財布が膨らむ=お金が増えるという意味づけで語られています。必ず春でなければいけないという決まりではありませんが、新調のタイミングに迷ったときの目安として覚えておくとよいでしょう。
購入したその日から使い始めても問題ないという考え方もあります。休ませる・すぐ使う、どちらの説を採用するかは、そこまで神経質にならなくてよい部分だと考えてよさそうです。
古い財布の手放し方
役目を終えた財布は、感謝の気持ちを込めて手放すのが基本の考え方です。中身を空にして、燃えるゴミとして処分してよいとされていますが、気になる場合は白い紙に包んでから捨てる、という丁寧な処分のしかたを紹介している情報源もあります。
使う期間の目安としては、2〜3年ほどで新しいものに替えるのがよいとされることが多いです。素材の傷み方は人によって差があるので、この年数はあくまで目安として捉え、実際には財布の状態(角の擦れ、留め具のゆるみ、色あせなど)を見て判断するのが現実的です。
長財布か二つ折りか、色は何色か。選び方に正解はひとつではありません。それでも「状態のよいものを、清潔に保ちながら使う」という基本だけは、どの流派でも共通して語られています。まずはそこから見直してみるのがよさそうです。