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就学援助、去年は通って今年は落ちました

2026.08.28

玄関の木の下駄箱の上に、白い封筒が2通ずらして重ねて置かれている

去年の6月に届いた封筒には「交付決定通知書」と書いてありました。

今年の6月に届いた封筒には「不交付決定通知書」と書いてありました。

同じ家です。同じ制度に、同じように申し込みました。

実際の通知を並べます

こういうことです。

去年届いた就学援助費交付決定通知書と、今年届いた不交付決定通知書を並べた画像。個人情報は黒く塗ってある

左が去年、右が今年です。名前や住所は黒く塗っていますが、それ以外はそのままです。

去年の通知には、こう書かれていました。

今年の通知には、こうです。

「未満」が「超過」になりました。たった1年で。

理由は、2つ重なっていました

正直に言うと、通知を見ただけでは「なんで?」と思いました。うちの収入、そんなに増えてないんですけど、という気持ちでした。

でも調べていくと、2つのことが同時に起きていたとわかりました。

就学援助に落ちた理由。基準の金額が下がったことと、判定に使う所得が増えたこと、両側から挟まれた形

① 長男が扶養から外れて、人数が減った

就学援助の基準の金額は、世帯の人数で決まります。人数が多いほど、基準の金額も上がります。

長男が扶養から外れました。それで世帯の人数が1人減って、基準の金額そのものが下がったんです。

去年までは「うちは6人ぶんの基準」で見てもらえていたのが、今年は5人ぶんになる。同じ収入でも、落ちやすくなります。

② 判定に使う所得の年度が切り替わった

もうひとつ、これが分かりにくいところでした。

中1の子の去年の審査は、一昨年の所得で見られていました。今年4月からの審査は、去年の所得です。

判定に使う所得が、1年ぶん新しくなった。

その1年のあいだに収入が増えていれば、当然、超過しやすくなります。

基準が下がって、収入が上がった

並べるとこうです。

両側から挟まれて、超えました。片方だけならセーフだったかもしれません。

正直、これは自分ではまったく予測していませんでした。「長男が就職したら、うちの家計は楽になる」としか思っていなかったので。

でも実際は、上の子が独立すると、下の子の支援が減ることがあるんですね。

通知には、理由が数字で書いてあります

もうひとつ、知っておいてよかったことがあります。

不交付の通知には、こんな項目がありました。

項目 中身
否認定理由 所得限度額超過
収入額 (うちの世帯の収入)
需要額 (基準となる金額)
超過額 (いくらオーバーしたか)

金額は伏せていますが、いくら足りなかったのかが1円単位で書いてありました。

さらに備考欄に、こう書いてあります。

需要額は生活保護法による保護基準額を用いて算出し認定率(1.3)を乗算したもの

うちの市は、生活保護の基準額の1.3倍を認定のラインにしている、ということです。

以前、就学援助の基準について調べたとき、全国でいちばん多いのが「1.2倍を超え1.3倍以下」だと書きました。うちの市も、まさにその区分でした。

就学援助に落ちる理由と、落ちたあとにできること

落ちた通知は、捨てないでください

ここが今日いちばん伝えたいところです。

非該当の通知が届くと、正直、見たくなくなります。うちも過去に一度落ちたときは、封筒を開けて「まあ、そうだよね」で終わりにしました。

でも今回、通知をちゃんと読んで気づきました。あの紙には、来年通るためのヒントが書いてあるんです。

超過額が数千円なら、来年は状況次第で通るかもしれません。何十万円もオーバーしているなら、しばらくは難しいとわかります。

どちらにしても、わからないまま不安でいるより、数字が見えているほうがいいと思います。

落ちても、その年で終わりではありません

前に書いたことの繰り返しになりますが、大事なので。

うちは3人目が生まれたときに、それまで落ちていたのが通りました。今回は逆に、長男が外れて落ちました。

同じ家でも、人数が変われば結果が変わる。それだけのことなんです。

うちが通ったときの話は、こちらに書いています。

就学援助、一度落ちたうちが3人目で通った話

就学援助でどんな費目が助けてもらえるのかは、こちらです。

就学援助、知らないまま損してる人が多すぎる話

来年、また出します

落ちたからといって、来年出さない理由にはなりません。

判定に使う所得はまた1年ぶん動きますし、人数もこの先どうなるかわかりません。下の子たちはまだ小5と中1です。

出さなければ、通ることは絶対にないので。

なお、ここに書いた仕組みはうちの市のものです。基準の倍率も、判定の時期も、自治体によって違います。実際に申請するときは、お住まいの市区町村か学校の窓口で確認してください。

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