
去年は受けられた就学援助が、今年は受けられませんでした。
去年、小6と小4だった子が、今年は中1と小5に。進級して申し込んだ就学援助の通知には、2人とも「所得限度額超過」と書かれていました。
去年の「交付」と、今年の「不交付」
こちらが実際に届いた通知です。左が去年、右が今年。名前や住所などは隠しています。

去年の通知は、2025年6月6日付。認定区分は「準要保護」で、理由は「所得または収入が認定基準額未満」でした。
今年は、2026年6月2日付で不交付。「未満」だったところが「超過」に変わっています。
今年の通知には、理由だけでなく、うちの収入額、基準になる「需要額」、そこからいくら超えたかまで載っていました。金額はここでは伏せますが、超過額は1円単位で書かれています。
備考欄には、こんな説明も。
需要額は生活保護法による保護基準額を用いて算出し認定率(1.3)を乗算したもの
うちの市では、生活保護の基準額の1.3倍を認定のラインにしている、ということです。
「所得限度額超過」というひと言だけでは、去年と何が違うのかまではわかりません。うちの場合は、収入額と、それを比べる基準額の両方が変わっていました。
長男が扶養を外れたことも、下の子の審査に関係していた
まず、長男が扶養から外れたことで、審査で数える世帯の人数が減りました。それにともなって、うちの基準額も下がっています。
同じ収入だったとしても、比べる基準額が下がれば、超えることがある。今回はそのうえ、判定に使われる収入額のほうも上がっていました。
もうひとつは、所得の年の切り替わりです。
中1の子の去年の審査は、一昨年の所得で対象になっていました。今年4月からの審査は、昨年の所得。見る年がひとつ進んだことで、判定に使われる収入額も変わりました。
家族の人数が減って、基準額は下がる。所得の年が変わって、収入額は上がる。うちでは、この二つが同時に起きていました。
ただし、「子どもが扶養から外れたら、どの家でも就学援助に落ちる」という話ではありません。誰を世帯の人数に含めるか、どの年の所得を見るかは、お住まいの自治体の案内で確かめてくださいね。
自分の通知と見比べるなら
去年は通ったのに、今年はどうしてだろう。そういうときは、収入が増えたかどうかだけでなく、何年の所得と、何人ぶんの基準で判定されているかも見てみると、違いをたどりやすくなります。
通知にそこまで載っていなければ、学校や市区町村の窓口に「今回の審査は、何年の所得と、誰を含めた人数で判定されていますか」と聞けます。問い合わせるときの聞き方の例です。
今の収入が減っているなど、判定されたときと事情が違う場合は、そのことも添えて相談を。年度途中の申請や家計の急変への対応は自治体ごとに違うので、使える手続きや期限を窓口で確かめる形になります。
認定基準や援助の内容が自治体によって異なることは、文部科学省の就学援助ポータルサイトにも案内があります。基準の仕組みは、就学援助に落ちる理由と、落ちたあとにできることにもまとめています。
超過額だけで、来年通るかどうかまではわかりません。それでも、今年どの数字で判定されたかがわかれば、次の通知と比べられます。
以前の申請については、一度落ちたうちが3人目で通った話に。就学援助で助けてもらえる費目は、こちらの記事で紹介しています。