
うちの1階、北向きのトイレには、マットを敷いていません。
最初からです。引っ越してきたときから、ずっとです。「敷いていたけどやめた」という話だと思われがちなんですが、実は違います(笑)。うちは家事のやめ方として、そもそも持たない、という選び方をすることがよくあります。トイレのマットも、そのひとつです。
マットを置かない理由
理由は単純で、汚れがたまるからです。マットって見た目こそかわいいんですが、繊維の間にホコリや水滴、皮脂汚れがどうしてもたまっていきます。想像しただけでちょっとぞっとします。人の出入りが多いわが家では、手を洗ったあとの水滴やら、床に落ちた歯みがき粉やらで、あっという間にくたっとするだろうなというのは、想像がつきます。
トイレは、そうやって汚れがたまること自体が運気を下げると言われている場所です。だったら最初から敷かなければいい、というのがうちの結論でした。
その代わりにしているのが、毎日の拭き掃除です。マットで隠すのではなく、床そのものをぴかぴかにしておく。これがうちのトイレの基本方針になっています。子どもたちを送り出したあとに、便器の外側と床を雑巾でさっとひと拭き。拭く順番は、まず便座のふたや外側を拭いてから、最後に床、という上から下の流れにしています。5分もかからない作業です。

掃除は、うちでは夫婦でやっています。基本はわたしが毎朝担当していて、休みの日は夫が率先してやってくれます。換気扇のホコリまで見てくれるのは、正直助かっています。
マットがないと、掃除のタイミングを逃さない
マットを敷かないでいちばん実感しているのは、汚れがすぐ目につくことです。隠す布がない分、床の状態が毎日はっきり見えるので、「今日は拭こう」を後回しにしにくくなります。
洗濯物が増えないのも地味にありがたいところです。トイレ用のマットとタオルの分だけですが、洗濯かごに入るものが最初から少ない状態が続いています。床も、マットの下で湿ったままになる心配がないので、常に乾いてきれいです。

掃除道具も、スプレーとクロスだけを扉の裏に掛けるようにしています。しゃがんで棚から出す手間がないだけで、毎日続けるハードルはずいぶん下がります。クロスは使い捨てではなく、洗って何度も使えるものを2枚だけ用意して回しています。
子どもたちも、床が汚れているとすぐ目につくからか、ふだんからあまり汚さないように意識してくれている気がします。ふだんからきれいに整えられている場所は、人はあまり汚さないものなんだなと感じています。
置いているもの、置いていないもの
置いているのは、掃除道具と芳香剤だけです。スプレーとクロス、それに香りのもの。ほかは床に何も置きません。
におい対策で大事なのは、置くものより換気と拭き掃除のほうだと思っています。ここが行き届いていないと、香りを足しても追いつきません。北向きのトイレの整え方は、別の記事にまとめました。
冬の底冷えとの付き合い方
マットがない分、冬は素足だとひやっとします。マットなし生活の、ちょっとした代償です。冷えが気になる家庭では、冬だけスリッパを増やす、あるいは季節限定でマットを出す、という使い分けをしている方も多いようです。うちは年間を通してマットなしで通していますが、これは慣れの部分が大きい気がしています。
マットなし生活が向いていない家もある
床が常に見える緊張感を保つ暮らしでもあるので、向き不向きはあると思います。来客が多く、ふかふかのマットで足元の印象を柔らかくしたい家には、この方式は向いていないはずです。小さな子どもがトイレでよく座り込んだり遊んだりする家庭では、マットがあったほうが安心という声もよく聞きます。
それに、マットなしでいるには、毎日ちょっとずつ拭くことが前提になります。うちのように「今日は拭こう」を後回しにしにくい仕組みだからこそ続いている面が大きいので、忙しい時期にまとめて掃除するやり方が合っている家には、マットがある方が気持ちの余裕になると思います。毎日5分か、たまに30分か。どちらが続けやすいかは、家によって違うはずです。
トイレには、家の中でいちばんお金持ちの神様が住んでいるという言い伝えがあります。北向きのトイレでラベンダー色を取り入れている話は、前に書いたとおりです。
マットを置かないことで運気がどうこう変わったかは、正直わかりません。ただ、床が常に乾いてきれいな状態になっているのは事実で、洗濯物も余計に増えません。「やめた家事」というより「そもそも持たない」に近い話ですが、うちにとってはこれがいちばん続けやすいやり方でした。
うちだけかもしれませんが、トイレにマットを敷かないお家、ほかにもあるでしょうか。それとも、うちが変わり者なだけでしょうか。
→ 北向きのトイレの話はこちら 北のトイレはラベンダー色のタオルで浄化して運気アップ
お風呂の話は、こちらに続きます。