
うちの1階のトイレは、北向きです。
冬は特に、家の中で一番ひんやりする場所だとずっと思っていました。リビングやダイニングは日が入ってあたたかいのに、トイレだけ妙に空気が冷たい。長年「なんでここだけこんなに寒いんだろう」と思っていたんですが、風水を調べて、北という方角自体が「水の気」を持つ場所だと知って、ようやく腑に落ちました。長年のモヤモヤが晴れた瞬間でした。
北の水の気には、暖色を差すのが基本です
まず基本から。水の気は冷えやすく、陰の気がこもりやすいとされる方角です。だからこそ暖色を差し色に使うのが基本で、うちはラベンダー色を選びました。
黄色やピンクなど暖色系が定番ですが、正直そこまで主張の強い色は好みじゃなくて。ラベンダーは寒色寄りではあるものの、赤みが少し入っていて北の冷たさをやわらげてくれる色とされていて、これならうちの好みにも合うなと思いました。

トイレの床には、マットも布も置きません
うちはトイレに、マットや布のたぐいを一切置かない主義です。マットは見た目こそかわいいんですが、繊維の間にホコリや水滴、皮脂汚れがどうしてもたまっていきます。そこに汚れがたまること自体が、運気を下げると言われている場所なので、うちは思い切ってマットを外しました。
その代わりにやっているのが、毎日の拭き掃除です。マットで隠すのではなく、床そのものをぴかぴかにしておく。これがうちの北トイレの基本方針になっています。
トイレのふたは、必ず閉めています。水の気が部屋にこもったまま開けっぱなしにすると、その気が家じゅうに広がってしまう、という考え方が風水にはあります。閉めることでその気を留められる、という理屈です。一方で「換気のためにドアは開けておくといい」という流派もあり、うちはふたを閉めてドアは少し開ける、という両立のさせ方に落ち着きました。
香りも、ラベンダーでそろえています。トイレは陰の気がこもりやすい水回りの代表格とされていて、アロマやお香で香りを整えるといいとされているので、玄関やリビングで焚いているものとは別に、トイレ用だけラベンダーの芳香剤を置くようにしました。色と香りをそろえると、空間の印象がすっと一つにまとまります。

観葉植物も、小さいポトスを窓のないほうの棚に置いています。日当たりが悪くても育つ耐陰性の植物がトイレには向くとされていて、水やりを忘れがちなうちのようなずぼらな家でも、今のところ枯らさずに育っています。
トイレ掃除は、うちでは夫婦でやっています。基本はわたしが毎朝、子どもたちを送り出したあとに便器と床をさっと拭いて、鏡の曇りもふき取る担当です。5分もかからない作業ですが、これを1日サボると次の日の自分が地味に困るので、なんとか続けています。休みの日は夫が率先してやってくれて、換気扇のホコリまで見てくれるのは正直助かります。
トイレには、家の中でいちばんお金持ちの神様が住んでいるという言い伝えがあります。ぴかぴかにする人には、お金の神様がついてくれるそうです。マットで隠さずに毎日きれいにしておくのは、この教えにも合っているんだろうなと思っています。
子どもたちも、きれいなトイレは汚しません
子どもに風水の理屈を細かく説明するのは難しいので、うちでは単純に「きれいにしておくと気持ちがいいよね」というところだけ伝えるようにしています。マットを敷いていない分、床が汚れているとすぐ目につくからか、子どもたちもふだんからあまり汚さないように意識してくれています。ふだんからきれいに整えられている場所は、人はあまり汚さないものなんだな、と感じます。
北のトイレが本当に金運に関わっているかは、わかりません。でも、冷たい印象だった場所が、ラベンダーの色のおかげで前より居心地よく感じるようになったのは確かです。
タオル1枚を変えるだけでも印象は変わるので、色から気軽に試せるのがこの場所のいいところだとも思っています。うちだけかもしれませんが、北にトイレがあるお家は、暖色を1つ足すだけでも空気が変わる気がしています。みなさんのお家の北の場所、何色で整えていますか。
→ うちがトイレにマットを敷かない理由はこちら トイレはマットなし、毎日5分拭き掃除で清潔キープ
家の中央にある神棚の話は、こちらにまとめています。
香りそのものの選び方や、精油とアロマオイルのちがいは、こちらにまとめています。
ほかの部屋の香りは、それぞれこちらです。